こんにちは!!
本日は久しぶりの修理日誌の投稿です!!
突然ですが皆さんは
「バキフォン」という言葉をご存知でしょうか。
先日見かけたこの単語。
調べてみると若い世代の方が割れたiPhoneの事をこう呼ぶようで。知らなんだ…。
こうして若者言葉についていけなくなっていくのでしょうか…。
さて、気を取り直し。
本日はそんな「バキフォン」の修理事例をご紹介致します。
iPhoneにおいて本体に占める面積も大きく、落下時に真っ先に被害に遭うのはそう、画面です。
床に置いていたものをうっかり踏んづけたりお酒に酔って落としたり
ガラス割れ・液晶不良は修理のお申し込み件数が当店でもNo.1となっています。
今回お持ち頂いたのはiPhone6sPlus!
画面が広範囲に割れてしまっています。
こちらのお客様は、落として割ってしまってから数日のうちにお持ち込み頂きましたが
(ありがとうございます!!)街中で見かけるiPhoneユーザーの方々は割れたまま使っている方も少なくないですよね。
それ、さまざまな意味であまりよろしくないです…。
見た目にあまりよろしくないのもそうですが
飛散防止加工がある程度施されているとはいえ
まず怖いのは割れた破片での怪我!!
ご自身にもその危険はもちろんありますし
もし小さなお子様のいらっしゃるお家であれば…
ともすれば大変な事故になるかもしれません。
また割れた状態を継続して使用すると、
ガラスの破片が内部の大事な基盤(ロジックボード)やその他機構に干渉してしまい
ある日電源突然が入らなくなる・データが消失するといった悲しい事態にも繋がります。
そして本来は密閉されたアイフォンも
割れでスキ間が出来てしまうと元々の機密性が損なわれ
水濡れ・水没の危険性も高まります。
そろそろ迎える梅雨の時期、屋外で通話・メールに使用するだけで水没の症状が出てしまうことも十分に考えられます。
だましだまし使うこともできるでしょうが
こんなに危ない割れたままのアイフォン。
上記のような事態を防ぎ、使用感も気持ちよく!!
ということで私共としてはぜひお早目の修理をお勧め致します。
では早速画面交換を進めてまいります。
まずはオープンな状態に。
中はキレイな状態ですねー!
こちらの6sPlus,6sのシリーズからの特長で、
本体(基盤側)とフロントパネルは強力な粘着テープでくっつけられています。
作業の難易度は上がるのですが
ホコリやゴミの侵入を防いでくれるのに一役買っています!!
一つ前の6,6Plusモデルまでは開けてみると内部に汚れが溜まっていることも多かったのですが、これはすごく良い改良ですね!
このテープも画面の交換後は新しいものを使用し、再度接着します!!
そしてかなり飛ぶのですが…
(またも撮り忘れです)
本体(基盤側)から各接続部分を外し
画面を並べてみました。
(左)新しいパネル (右)古いパネル
上部は新しいパネルに組み込むカメラ等々のパーツです。
新しいパネルにパーツを組み込む際、きちんと元通りの状態に復元しないとカメラの不具合や、通話時相手の声が聞こえない…
など後々困ったことになりますので
お客様にお知らせした作業終了時間を気にしつつも
ここは慎重に進めていきます!!
そして、カメラの位置やホームボタンの押し具合などにも気を配りながらパーツを組み込み
開けたときと同様の形になるよう粘着テープを貼り
再び画面側と本体側を接続。
フロントパネルを閉じると…
修理完了です!!
この後、外から見える部分をキレイにし
続いて修理前と比べて各機能の動作に問題がないかチェックします!!
この動作確認、大事です。
修理後出た不具合に関しては保証もお付けしていますが
だからといって不具合が出て、機能が満足に使えなければ
今や生活に密接に関わるiPhoneのこと
お客様へご迷惑をおかけしますので。
そのため当店では画面修理でも
60分~90分お時間を頂いていますが
この動作確認によるものが大きいです。
もちろん修理後の「何か」なんていうことが
ないよう、はじめから細心の注意は払っておりますが!
ということで、今回はiPhone6sPlus
画面修理事例のご紹介でございました。
検証や料金の見積もりは一切無料ですので
些細なことでもお気になることはお気軽にご相談下さい。
お待ちしております!